消す、長針を、黒い
番田
足は 言葉に あてもなく
できたらと ひとつでも
僕も 街のさまよっていく
ひとりぼっちだった 今日をひとりぼっちの
ただ 僕であることを
叫ばせられた 感じている
誰かとして 風は 僕としてでなく
僕を 影は 誰かを
彫刻もなく 言葉も
僕もなく 絵画もない どこへ
いったい 行けばいいのだ
自由詩
消す、長針を、黒い
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番田
2009-09-30 01:18:29
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