溶解の日
マナ

白いはこのなか
あふれてますかがフラッシュにさそわれる明かりで
のりだす、
体温さえ


それは終りでもあったといかけが
彼女はゆっくりでも発音できるようになり
彩られたみどりいろの文字だけが重さをましていった
さけんだ、それなのに
まるではかいのよう

…あ、



おそろしいこまくには溢れ返って
止まなかった
三半規管の雨が
てのひらにいっぱい詰まれた幸福

、おもいだす、





よくばりばかりしていたね

はいすいこうからすべりおちたしあわせはくぼみをすいばみほこうしてへどをよくないあふれかたをさせてあびせかける.ゆびのすきまからでもそだとうとするのにわたしにふたはひつようなくって,ああ,かいかん



フィナーレ?
そうです

さよならを含んだ水分は蒸発して
ころころ電球をさまよって、
いつか、

飽和する


自由詩 溶解の日 Copyright マナ 2009-09-24 02:02:42
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