夜中の誘惑
加羅
扉を開けるとそこには
柔らかい膨らみをおびた
甘い香りの君がいた
とろける様な舌触りの
あの濃厚な感触が蘇る
僕は誘惑に負けた後の
リスクぐらい知っている
でも でも でも でも
君が欲しくて仕方ない
欲望は理性を押し退けて
とうとう僕は
君に手を出してしまった
我慢の開放
染み渡る甘さに
酔いしれながら
僕は全愛情をもって
君の全てを食べた
またやってしまった…
満たされた後に残る
愚かな後悔
夜中のシュークリームは
絶対太る
明日こそ
真面目にダイエットしよ〜
自由詩
夜中の誘惑
Copyright
加羅
2009-09-22 02:46:02