夢で逢えたら
AIRINN
窓の外はもう暗く
冷たい風が吹き荒れている
シンと静まり返ったこの部屋で
ベッドに横たわり
ぼんやりと月を眺めていた
君がくれたあの言葉を思い出す
離れていてもこころはいつも傍にある
って・・
なんて素敵な言葉だろう
砂漠に降る雨のように
僕の乾いたこころを潤してくれる
暗いトンネルに射す一筋の光のように
僕を出口へと導いてくれる
時には不安でいっぱいで
孤独に押し潰されそうになる日もある
幸せでいっぱいで
有頂天なときもある
だけど僕は
眠りつく前に必ず
この言葉を思い出すんだ
そして君を想うんだ
月の明かりが消え
新しい太陽が僕を照らしだす前に
鳥たちよどうか伝えて
海を越えて
山を越えて
僕の想いを届けておくれ
僕は眠りにつこう
そして 夢で逢えたなら
その髪を
唇を
溢れんばかりの愛で包み込もう
君に逢えるその日まで