帰省
さわ田マヨネ



昨日実家に帰ってきて今日は本当に予定がない。
家の隣が中学校なのだが(中学時代はふらっと学校に通えていた...)、
どうやら明日は運動会らしく、朝から予行練習のためのパヒュームとかアニソンが爆音で鳴り響いている。
先生の趣味なのだろうか?
いい加減寝れなくなり昼過ぎに二年ぶりの冷し中華を食べる。
懐かしさとかそういった感慨もなく普通に食べる。
ちゃんとまだホームなんだろうか。
なにもすることがなくてテレビをつけたらドラマビーチボーイズの最終回の再放送をしていた。
鼻水垂らしながら泣く反町隆史はなんだかいいなあと思った。
夏が終わっていっていた。
暇に耐えきれなくなり昔よく通った本屋へ行くことにした。
そこの本屋はアルフといい、輸入物の雑貨や葉巻なども扱っていて、雰囲気がよかった。
そこでなぜかたくさんのタイルを買ったことがあったけど、特に意味はなかった。
店員は皆すごくきれいだった。
なのでエロ本はぶっくす**というこれもまた近所の本屋で買っていた。
学ランの中学生にもエロ本をさばくぶっくす**は僕らの神話で聖地だった。
そんなぶっくす**は遠い地へ移転してしまったが、アルフもどうやら閉店しているようだった。
手持ち無沙汰になったので、近くのリサイクルショップへ寄った。
マネーの虎に出てたげっそり眼鏡の社長がやってる店だ。
もう何年も在庫整理してないみたいで、タイルとか、カスみたいなのがたくさん積っていた。
そこで30円の灰皿と100円のサインプレートと30円のマンガでわかるトランプうらない入門を買った。
そうして家に帰ったが、中学からはもうパヒュームはきこえてこなかった。
全然知らないけど、エロ本買わない中学生はアニメとか見てんだろうか。
トランプうらないをしようかと思ったが、家のどこにトランプがあったか定かじゃなかった。


携帯写真+詩 帰省 Copyright さわ田マヨネ 2009-09-19 11:13:01
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