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きらく

十月の昨日に降った雨のことを思い出せる街があるそうだ

気が遠くなる雑踏の中にいて自我を支えに立っているのだ

きっともう何が嘘とかに対して怒り続けた日も過ぎたのだ

大気圏を感傷的に突き抜け戻れなくなる日を待っている


短歌 missing link Copyright きらく 2009-09-17 23:17:13
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