Tuesday Anymore
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並んでる人がいたりメディアに載っているってだけでその店を美味しいって言っちゃうような人が多過ぎる気がするなあ。

1Q84読了。
沢山売れているそうだが読んだ人達の感想はどのような感じなのだろうか。
ボクは読んでいて、開いたページがこの本のラストだと知った時、非常にイヤな予感と共に、
読み終わった瞬間、っそーん!て言っちゃいましたけどね。
これなら海辺のカフカのほうが断然面白かったなあ。
ねじまきどりとか羊をめぐるとかハードボイルドとかノルウエーとか1973年とか風の音とか…
つまりはガッカリと言うことです。はい。
納得できないオレの色んな部分が足りないのか作者が途中で飽きちゃったのか。
まあ面白かったって人もいるようなのでイチガイには言えませんがね。

ナルホド確かに知ってるってコトと解ってるってコトは全然別物だよな。
難しいのはそれから先なんだけど、必ず行ける方法ってのは見つかっていないんじゃないかと思うんだよな。
アンタのマニュアルとオレのマニュアルは違うだろうしね。
それに行けちゃった時ってのは意外なほどに呆気なかったりするもんなんだよ。オレの場合はね。バアイ。

その常識には愛がないからキライだ。
ベッドの中でしかできない話と同じような過ちは何度も繰り返してきたけれど、
そろそろ自分のタイミングで全部ひっくり返してもいいんじゃねえかと見計らっている。
みんな少しずつ疲れてるし、何となく引きずりがちだし、どことなく移ろいながら光と闇を求めてる。
別にアンタなんか何者でもないだろうに。
気にせず好きなカンバン掲げてりゃいいじゃない。

駅そばの誘惑にいつも惑わされてしまう。
立ち食いそばで野菜そばなるものを注文してみるも失敗。
見事な残念レシピの方程式に則っていて非常に悲しい気分になってしまった。
しかしメニューに野菜って文字がくっついてると反射的に頼まなきゃって気分になるのは悲しいことだよなあ。

とにかく今はあんまり心の内は見せたくないんだ。
足りねえのがバレちまうから。

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散文(批評随筆小説等) Tuesday Anymore Copyright BOOKEND 2009-09-08 13:54:59
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