君は悪魔の様
ゆりあ
わかってるよ
君たちにとって私がどれだけ取るに足らない存在かは
その存在すら危ういことも
君がどれだけある人間の女の子をすきかとかも
十分お喋りしてくれたし
私を傷つけるのが目的かと思うくらいよシスター
誰かの需要に応えたいとも思うけど
馬鹿馬鹿しいとも思う
先生私どうしたら
「先生私ナイフ持ってます」
「先生がこれ以上石川サンをかばうなら、私先生を殺します」
私知ってるの
君が社会のゴミ屑だってこと
でも私だって同じ
だから言えなかった
君がずっと部屋で泣いてるのも本当はアホらしいって思ってた
君のこと許したんじゃなくて見下ろしてた
君が言うこと全部信じたかった
全部を好きになりたかった
でも私にも言わせて
君は
君は私にとって悪魔だよ
でもいいんだ
私だって猫かぶってるだけだし
弱い立場のふりしてた方が後々得だから