解き放つ、石を
番田 

考えている空の縁が
目につくから
修行僧のようだ 奇妙な
そこの

そうだ、
正しさだけが
知らないけれど やけに
中国を生きることにロシアなのかもしれない
忘れて瞑想で死んでいくのは 自分自身だと、大丈夫だと

それを言いながら 死は
疲れている塊のようになり
鳥や虫の 下敷きを
ぼんやりと手にして 体に
考えていた 微妙なのか
鳴き声を 手を

無数の傷があり
空前絶後の人には解き放つ 
マハラドーシャという呪文を唱える


自由詩 解き放つ、石を Copyright 番田  2009-09-08 00:00:04
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