シッポをふんじゃったのは罪深き貴方
こめ

我が思うのは

迷宮の地獄の解読図のもとめかた

今日は誰を明日は誰を

そう考えて毎日を過ごす

理由はどうあれシッポをふんじゃったのは罪深き貴方

時は視ていた

その踊る大捜査が

指が指すのはその瞳

回転するのはいたいけなのうさいぼう

てんほうまで後少し

泣き鳴きそして無く

個性が超越するサーカスでは

どれを見てもまとも

もしくは常識を理解出来る人は居なかった

破壊を望む神を見下すのは

人類の冷たい死んだ目玉

未来を掴んだその手に握られていたのは

何も語らない包丁

リアルの顔を触れてみて

分かったことは夢からは

何も獲られず絶望の部屋の中

外には出たくはなかった

一弦の0フレットを押さえる小さな指

調教をするのはそこに真の愛など完璧に存在しないから

完璧なフェイクに騙され

今日もあの夢を見る

それを刻むように



自由詩 シッポをふんじゃったのは罪深き貴方 Copyright こめ 2009-08-27 00:21:44
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