夕陽
ミツバチ

水平線に沈む太陽
空も海も何もかも赤く染めて
いつか私も溶けてしまえばいいのに

髪を揺らす潮風
コンクリートはまだ温度を保ち
冷えた体には心地良く
まるで君の温もりみたい

目の前に横たわる海
去って行った君との距離
もう会えないと言ってるみたいで
太陽がいなくなった水平線に
涙が止まらなかった


自由詩 夕陽 Copyright ミツバチ 2009-08-09 21:26:00
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