帰り道で
udegeuneru
君の部屋のにおい
いいにおいだ
でも思い出せない
Tシャツの袖に鼻をあてて
歩いて帰る
橋の真ん中で立ち止まる
誰にも分からない言葉で宇宙と交信してる
大学生が花火をしてうるさいので
乞食と一緒になって追いかけまわした
いい感じのブルースが聴こえてきて
いい感じのギャグをのせてセッション
何かがはじけ生まれる瞬間に
何もかもが過不足なく
俺は幸せだったなー
君の部屋のにおいを忘れて
歩いて帰った
すこし寂しい気持ち
自由詩
帰り道で
Copyright
udegeuneru
2009-08-09 17:24:17