認識
未完

つまらないことを
ひとつずつ重ねて

積み上がったところで
オーブンで焼いた

不満と愚痴を挟んだパイは
意外と良い出来栄えだった

ナイフを入れて切り分け
フォークを突き刺して

気づいていることが
幸せなんだと噛みしめる


自由詩 認識 Copyright 未完 2009-08-07 20:46:35
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