足音はどこだ
さわ田マヨネ

ぼくの限界はどこだ
地平線を越えれば今のぼくが消えてしまうから多分その領域のこと
見失うこと、その打破のためにテカガミを
ぼくの目線は曲げられる!

アメンボが空を跳ぶ
おなかをすかしたネコのえくぼ

街灯がこっそりきえたね
あさがた、
そのときほんのりあたりは暗くなったよ
ぼくらはゆったりとマッチする
このあたりでおはようがぽつ、ぽつと(アメ?)
やってきてる
たいようはかぞえきれないみんなの地平線のむこうから(錯覚ともいえない)
→絶えずかぞえきれないみんなの地平線、であろうなんだろう
けど
 カド、
(たいようとしてはカドは消失していた)

そんな「たくさん」 はほんとうはちりぢりで
それでもグーグルマップにのってない偶然をそこのカドにさがしているのなら
ねえ、まだスカートの中は聖域で、
ハローハロー
とりあえず
地平線を越えれば今のぼくが地平線を越えていってしまうから
そこまでは今のぼくのぼくの領域として
ねえ、(とりあえず)
ハローハロー!


自由詩 足音はどこだ Copyright さわ田マヨネ 2009-08-04 14:05:16
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