ハート
ミツバチ

太陽が沈む夕暮れ
暗闇を捕まえに時の間をすり抜けて
秘密の場所へご招待
有難う 左様なら
貴方の声が響いたなら
会話など無意味で

小さく笑った貴方が
朝焼けから逃げるように走り出す
今晩わ ようこそ
微かな息づかいに耳を澄まして
甘いお菓子のような時間は
二人の体温に溶けて
ハートを形作る
まるで糸のように
固く結ばれたなら
二人は二度と離れない


自由詩 ハート Copyright ミツバチ 2009-07-28 13:58:45
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