バイバイ。
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こぼれ落ちそうな夢のカケラを
拾い集めて君は笑った
振り返らずに歩けるように
泣きそうな顔で 僕は笑った
「バイバイ。」
カバンの中には重たい荷物
大切に抱えて君は笑った
目の前には果てしなく続く道
泣かないように 僕は笑った
「バイバイ。」
出会いと別れは風のように
吹き抜けては過ぎ去っていく
「バイバイ。」
忘れないから 待っているから
淋しい夜は電話してほしい
星空の下で僕は泣いた
月を見上げて僕は泣いた
「バイバイ。」
自由詩
バイバイ。
Copyright
1486 106
2009-07-28 07:14:22