Thank you for …
HEDWIG

この空は果てしなく続き
異国の君とも繋がっているんだろう
あの射すような夕日も
目を瞑れば すぐに浮かぶよ

心から ありがとう

山超え 谷越えて
何処までも走っていた
そんな僕に君は
掌合し水をくれたね

この長く短い時の中で
触れた時間はたった一時
それでも僕は君の
時が幸せであるように願う

この風は果てしなく続き
異国の君があの風に触れるのは何時だろう
二人で笑ってた事を
目を瞑れば 君は思いだすかな

たった一言伝えたいだけ

何故 あの時 あの場所で
裸の自分を話せたのだろう
そんな僕に君は
微笑んで ただ 頷いてた

この長く短い時の中で
君と居た時間はたった一時
それでも僕は君の
時が温かいように願う

枝分かれした道で
君と繋がる事はないけれど
あの時の僕はそこに居る
目を瞑れば すぐ其処に僕は居るよ

心から ありがとう


自由詩 Thank you for … Copyright HEDWIG 2004-09-07 01:56:55
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