星弓
楽恵
鳥が一羽きり
ないている
夜中に
あの娘の名前を唄にして
星に見せかけた
小さな願いも いつか
君の瞳に飛び込んでいく
弓弦弾かれる
僕は見つける
きっと射抜かれた
こころを旅し続ける
誰かの願いが
僕のこころを旅し続ける
自由詩
星弓
Copyright
楽恵
2009-07-21 23:29:14