掃除ロッカーはいつも狭くそして深かった
こめ
例によって煩う空間
屋上から堕ちる君の手を掴む
この糞熱い時に
体と体を密着させるなんて
キチガチだろうと答えを出した
喉が痛い苦しく悲鳴をあげるよ
叫び声は神にも届いてしまったらしい
洞窟の奥底の宝を取りに
マンホールの蓋を開ける
ドロドロに溶けた血液は逆流する
それは感情よりもどこか
憎悪に近かったと思った
掃除ロッカーはいつも狭くそして深かった
先生なんで人は生まれそして死ぬの?
そう問掛けても返ってくるのは
誤魔化した笑顔
大義名分を掲げるけれど
そんな大義などどこを探してもみつからなかつた
修羅の如く理性を保てないまま
また今日も狂喜が咲き舞う