柊 恵


月に酔う

目眩く色彩など

有るはずも無く

耀く孤高は闇に聳える


見えるものは虚飾しかなく

光の実存その存在を知らず

色彩のみが色なのか

概念を破壊せよ


一つの影は

存在を覆い尽くし

形骸を晒すの




自由詩Copyright 柊 恵 2009-06-24 22:13:05
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