逆玉手箱
青の詩人

そんな簡単に捨てられるような
想いじゃないから
とりあえず玉手箱にでも
大事に閉まっておくよ

実はこの箱は逆玉手で
いつか俺が年老いたとき
100年分若返って
君を思い出せるように

これから一人で歩いてゆくとしても
君がもう一度ふりむいてくれたとき
ちゃんとかっこよくいられるように

いつか緑のトンネル
一緒に抜けられるように


浦島太郎は乙姫のことを
ずっと好きでい続けると誓います


自由詩 逆玉手箱 Copyright 青の詩人 2009-06-13 06:12:21
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