夏(二)
青色銀河団

青シーツ天使(きみ)がのこせし羽根いちまい




夢なんざ虹の向こうで捨ててきた




冷蔵庫くだものひとつの宵月夜




木漏れ日で眠るぼくらは10時指し




あおぞらの玻璃を割りたい恋なれば




遠き旅して辿りつきたる蛍かな





俳句 夏(二) Copyright 青色銀河団 2009-06-08 01:02:52
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