拘束と優美
瑠王


指輪の輪の中に星を見た。

指は星をも貫く。

これだけ些細な優美。


されど骨までも、星の強靭な円によって支配されていようとは。

まさか気ままであるはずのこの眼さえ、それに奪われていようとは。



自由詩 拘束と優美 Copyright 瑠王 2009-05-25 15:06:34
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