「飯田橋の焼肉屋さんでホルモン食べ放題。」
太郎本人
「
c かっ
こ」
あれ、かっっ、
こ
スペース、うまくできないや、へへへ。
橙色の光は坂を照らしている。
僕は走っている。
新聞を配っているんだ。
すごいすぴーまがとおってくよ。
(ちゃぽ、、、)
「それでは・・・・・・」
肉がさけるいいにおい
「そ、そ、それあっはははははじめむあう」
(く…ちゅ・・・・・・・)
夏、ニュースでやすくにさんぱいをいかんにおもいますとかむずかしい言葉を喋っている黒い髪のおじさんの頭の毛はべたべたしていた。
秋、北朝鮮で地下核実験が行われたとかむずかしいむずかしい言葉を喋っている黒い髪のおじさんの頭の毛はべたべたしていた。
そして今日、学校の先生が死んだ。今、さっき。
やっぱり黒い髪、頭の毛はべたべたして、そして光っていた。
ぼくの右手もべたべたしていた。
ズボンのポッケが茶色かった。
どんどんどんどん茶色くなっていって、おしまいにはなんだかまっくろい裏のどぶがわみたいになった。
でも、忘れた。
でも、人差し指の爪はとても痛かったし、なんだか鯖の内臓違う!違う!豚、そう豚の近所の山口精肉店のたたきのところに広がる茶色い染みみたいな臭いがしていた。
そういえばなんで、山口精肉店のコロッケはくさいんだろう。
蝉を食べる同級生がいた。
樹木にしがみついてジージー啼いている蝉を掴んで、羽を毟ると、躊躇いもなく口にはこんだ。
かしゃ、ともくちゅ、ともつかない音がした。
「おいしいの?」ときいたら「おいしいよ?なんで?」と言い放ち、かしゃ、ともくちゅ、ともつかない音を立ててゴク、っと・・・・・・茶色く粘ついた「Oの字型に」口をあんぐあんぐして、白い糸みたいな甘い香りのする口をちゅう、するみたいに差しだしたので、夢中に口を吸った。夢中で舌を吸ったすごくすごくあまかった。おちんちんが痛いほどドキドキ、口から何かが飛び出そうだった。
でも、口からは何も出なかった。でも、おちんちんからは透明な汁がいっぱいいっぱい出てとてもどくんどくんした。こわかったよ。でも気持ちよかったとても。
「それでは、はじめます。」
おちんちんから、コンポストに入ったアスパラガスの臭いがした。
ちょっとズボンがくろくなってきた。
土が鼻の先についた。
おちんちんの近くから黒いぬるぬるが止まらない。
蝉がないている。
あかるいのかくらいのか、(トマトは南米原産らしい。心臓にとても良く似た形をしている。爪を立てると、薄桃色の液体が滲む。私は緑色の枝からそれを摘む。薄桃色の液体を滲ませないように五指で優しく包みながら、剪定ばさみを真っ赤な果実の上の1センチくらいうえで、パチリと切る。すると白い液体が滲む。すると、黄色いひまわりが上を向き出す。あ、朝だ。くすんだ緑・・・・・・。)
「きこえないの?」
肌がひりひりするような、
お肉はおいしい。
(?)
ぼくね、みんな、ほにゅうびんだったんだって。