kissing gum
山中 烏流

引き千切られた幾つかの
想像の度、愛おしい
悲鳴を君は
君は
聴くのだろうか
だろうか!


―――ひときわの果ての
   ブナの樹の
           根元の
          少女の
  首筋
       「それは、夢にも似て」
      ……きっと

           儚
               い

        ?





→kissing gum!!!
Re:Re:Re:Re:

悲鳴を聞け/手の震えを知れ。




ごらん、
 君のさかななら夕べ
 あの虹の彼方に消えたあと
 大気圏で燃え尽きて
 ほら、見えるだろ?
 あれが
 その亡骸だ!





     *←世間の穴





あるところに、棒があったんだと。

それを
切り株に潜むツバメの巣に押し込んで、
思う存分かきまわしたところ
人間が生まれたらしいよ。

あ、ソースもログもないけどね?(笑

でも
それが起源だって言うんだから
もう何も
信じれたもんじゃないよなあ。

ねえ。
そう、思わない?(笑





     *←あの穴










君がひとりきりを守る世界で
何が起ころうとも
私/あるいは、私たちには
関係無いのだから
見下ろされているのに気付かないまま
いつまでもその高いところで
その、阿呆面をぶらさげて
ふんぞりかえっているといい










だって、もう既に

そこは
終わっているんだろう、し?










自由詩 kissing gum Copyright 山中 烏流 2009-05-24 20:42:04
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