座りておれば
生田 稔
異国文読みいたる傍らに見れば謡を低く誦す翁いて
皐月きて半ばをすぎていまだにも冬の衣装をとり出して着る
今妻は何をなすやと思いては瓶に詰めける紅茶呑みつつ
短歌
座りておれば
Copyright
生田 稔
2009-05-15 11:20:29
縦