at the crack of dawn
李伍 翔
街灯が照らし出す
雪の白に目が眩む
頬をさす 冷えきった空気の感触
渦を描いて 落ちる吐息
まだ 夜明けまでは 遠いのだろうか。
青白む 東の空
月は高く
誰もいない街は
何処までも 静寂。
家路を急く足取り
己の鼓動と 吐息とが
静寂の街を騒がす
嗚呼、響くなぁ。
夜明けまでは まだ 遠い。
自由詩
at the crack of dawn
Copyright
李伍 翔
2009-05-07 23:21:33