未知
北星三天
未 知
寝不足の頭
不足感だけが
続いているように思え
動かない空を
動かない心が見つめた
動かない心を
動かない心が見つめた
自由を掴みたく
不自由になった
自分を掴みたく
自分をなくした
しかし
しかしだよ
生まれないことが
生まれることを呼び起こし
こだわらないことに
こだわることを
こだわらなければ
あっさりと
自由が
未知の上を歩いていた
あっさりと
自分が
未知の上を歩いていた
未知の上の空は高く
僕は
それを見上げることが出来た
未知は続くが
未知の上の空も続いている