柊 恵

君が僕に嘘をついた
僕は気づかぬふりをして
騙されていてあげよう
それでも僕は君を信じる
君を信じる

君が僕を裏切ったなら
それには
きっと理由があって
君には必要なことなんだ
その理由など僕には
どうでも良くて
僕は君を受け入れる
君を受け入れる

君が僕のもとを去るなら
それは きっと
仕方のないことなんだ
でも
それだけは
どうしても嫌だよ

変えられない未来なら
泣くことを許して
せめて
君のため
祈らせて




自由詩Copyright 柊 恵 2009-04-26 13:02:18
notebook Home