眠り
フクスケ

早い朝の
透明な風と
柔らかな
乳白色の
朝日の中で
眠っているひとへ
もう 夢の終り近く
名残惜しむような
やさしい寝息と
微かな頬のさくら色
起こさなくっちゃ
いけないけど
もう少し傍らで
夢の続きに
付き合ってあげる


自由詩 眠り Copyright フクスケ 2009-04-24 19:58:08
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