少女マンガ
カチキ
安いヘッドホンでこじゃれた音を聴きながら夜道を徘徊する彼を笑わないでほしい
捨てられた女のその後が心配で頭がいっぱいなのさ
季節は丁度春なのだから青くなったっていいじゃないか
彼女は今頃新しい男とSEXでもしているよ
君を思っちゃいないよ
そんなことは言ってやらないで
季節はたまたま春なのだから青くなったっていいじゃないか
おしゃれな町で第三者を交えての感情合戦
彼は今少女マンガの中にいるのだから青くて当然だろう
少女マンガが嫌いなわたしは頬づえついてみんなの春が終わるのを見てるだけ