「命瞬間」
スガワラシンゴ。




心臓が一度強く打った

だから僕は途方に暮れるわけにはいかない


僕の両の目が朝の日差しを捉えた

だから僕は今日を終えなければいけない



そう命を意味付けて

そう自分を位置付けて

今を呼吸していく




吸い込んだ酸素が
僕を生かす糧になった瞬間






自由詩 「命瞬間」 Copyright スガワラシンゴ。 2009-04-08 17:58:59
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