想い馳せる
つゆ



桃色の絨毯を空に敷き詰めてみる。

はら
ひら
ふふふ
へへ
ほら、

風に舞って親の元から離れてゆく。

みんなに春が来たことを告げるため幹から離れてゆく。

一生懸命舞っているよ。力の限り舞っているよ。

一瞬は短い。
だから儚い。

でもあなたの舞いはきっと人々の記憶に残るよ。

はら
ひら
ふふふ
へへ
ほら、

春の訪れ。
ノックする音聞こえる?

あなたのお家にも絨毯ひかせてくださいって。


携帯写真+詩 想い馳せる Copyright つゆ 2009-04-08 00:22:01
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