雫
フクスケ
もう これ以上
とどまれない
若葉の葉脈の
雫に
世界は まばゆい
光に満ちて
耐えている
どこから
来たのか
もう 忘れた
朝の 光の中で
わたしは いつか
いなくなる
初めから
何もなかったような
始まり
という朝
自由詩
雫
Copyright
フクスケ
2009-04-01 21:12:57