自分
エルメス



過去の自分はよく見える。
嫌になるくらい鮮明だ。

恐らく、その当時の自分よりは、自分のことを正しく見ることができているだろう。


僕は現在に常にいる。
この僕という存在は現在にしか存在しえない。

そして、過去の自分を見ることができる。
それはいつまで経っても変わらない、当たり前のこと。


未来の自分にとって、今の僕の現在は過去になる。
つまり、未来の僕は僕の現在を見ることができる。


何故だろう、当たり前のことなのに、不思議な感覚に襲われるのは。
僕は、常に見られる存在なのか?


携帯写真+詩 自分 Copyright エルメス 2009-03-28 20:41:02
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