カウント13
狩心

8 君は全裸で雲の中を飛んで
  付着した雫でいっぱいだ
  光を吸収しながら鏡になって
  身体、透明になる_音に変化/9 テーマは明確にしなければならない
7 爆発せよ!           燃料の選択は間違えてはならない
  地面に腹を当てて ☆ 跳ね返り ☆ 走るのと爆発するのは違って
  蛙の様に鳴け          今の君に必要なのは食事と眠り・・・・/
  ジャンケンは常にパーを出せ、しかも両手で、何かを挟み込む準備だ!10 十二月は
静かだ 今年も終わりだというのに、除夜の鐘がクリスマスを掻き消してくれた。 大丈
夫だ 6 彼女は帰ってこない|十三月になったら、帰ってくるだろう、だから傍にコー
ンスープを抱いて それを温め|で、それが生の! トウモロコシに戻れば多分、・・・
 \           る|死        そう、11 爪を噛むのを止める/
   \         のに必                  /今の真実だ
     \        5               /けに従うな、未来を
       \  母親はどうしてか生きていない  /思い描いて、決断せよ―――
        12 砂時計は女の括れで、性格に時を刻み殺す
       4 あの日 魚釣りに出かけた 二人の老夫婦が 居なくなった二人の子
供を想って 絶叫した 新緑が盛り燃える 静寂の山 清らかな水が流れ 似非スピリチ
ュアルな連中が行列を成して 感光の道 そして 夜立ちの崖を崩し、命令に背いた状態
で射精した。経済は跡形もなく皿の上に乗った。魚の身は感想詩、
        エンジンは故障、雌鳥が羽をもいで、食べた、自分自身を地震化し、
 永遠に 3 続いていた・・・・・
1 語れる事はないだろう、 ただ、 体中に電気が流れていた、
2 処刑の恐怖は快感に変わり、 罪なき者が罪となった、
手と手を握り合って 0 真剣なんだよ 君たちが意味を追い掛けている間に 無言で斬
られていた 明るい消防服 ベランダの鉄格子の隙間から零れる
             血を吸う蛭たちのバンジージャンプ
             映写して再生、空気の中を見ていた
見えないものが 13 死神の音が父親だった/静かに遮蔽して
                /中心に向かって走り出した
            /それは直進的ではなく、円を描くような動き
        /残像が生まれ、遠心力に引き伸ばされる/
       手術中のメスは刺さっていた
      だからまだ
    眠りながら生きる事が出来た、13 何度でも来る|あなたの為の背後


自由詩 カウント13 Copyright 狩心 2009-03-17 23:27:41
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