バター
つばさ



寝ている

ふたり

まるで

バター

みたいに

溶け合って

ひとつの

キモチになる

甘くて

少し

にがくて

だけど

やっぱり

やさしくて

となりで

寝ているのが

アナタで

よかったと

いつも

おもう瞬間なんだ

出会えて

よかったと

おもうんだ


甘く溶ける


もう

二度と

ふたり

離れないように

きつく

抱きしめてしまう

癖は

そのせいなんだよ

ゆるしてね



















自由詩 バター Copyright つばさ 2009-03-11 14:43:34
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