農村で気化され
K.SATO
従事する仕事をかみしめる
とても落とされそうな現実だった けれど
指にされそうな夜の中
明日を まさぐる瞳に探している
なぞる指のラインを流れ
自分自身となり 他人を切ると
ベルリンの壁の外側へと立ち上がらせられた
君は僕の心を這いずっていく でもそのポケットから出ていく
新宿、その下は
大都会の昼
いいともではギターが鳴らされ 僕はもう行く時間なのだが
アルタ前ではじまる 今日は村おこしの方々と
過小な人混みの田舎では
ガードの下へ観客が歩いていく
作物を掴むようにして にんじんもジャガイモも
喜びいさんだ朝だった