放物線を描きながら
北星三天







360度


僕らは背中見せようを
合い言葉に

それぞれの方角へ
歩み続けている


でも

そう思えるだけで




本当はきっと

それは誰も気付くことの無い



放物線を描いて



ひとつのところへ

向かっていると思う







目指していると思う





生きていると思う





自由詩 放物線を描きながら Copyright 北星三天 2009-03-04 22:13:05
notebook Home