書きかけ
奥津 強
午前に 怒りを 剥ぎ取る
それらを 立体にさせ
真昼に 購読させよ
一人にだ
屈託ない者は 雲にあった 月を数え
眠らぬ人達は 知らぬ角を 生やす
どの程度 おれは 提供も 出来ぬ
夜風のぼうふらだ
そして 視界にない 祝いを 訴え続ける
賢い バッカスに 真昼の けだるさを 掲げる
自由詩
書きかけ
Copyright
奥津 強
2009-02-18 10:23:57