砂漠
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長く続くキャラバンの行列
オアシスを求めさまよい歩く
メサから眺めた蜃気楼
近付くほど遠ざかる逃げ水
わずかな荷物を背負いながら
生きるために牛を殺し水を売る
砂漠
そこはかつて緑豊かな大地
照りつける灼熱の日差し
砂嵐にうずまる駱駝の足跡
恵みの雨もすぐに干からびて
渇きを潤す余裕もない
わずかな荷物も底を尽きて
生きるために木々を切り倒す
砂漠
そこはかつて森だった場所
辿り着いたオアシスでしばしの営み
水が枯れればまた次の旅へ
放浪の日々を繰り返し
砂漠は広がり続けている