桜のつぼみもふくらみ、
榊 慧



どうも。俺、今度高校進学することが先日の6日に決定致しました。

…だからといって皆々様には精々「ふぅん」「へーあっそー」くらいにしか思えないでしょう。「だから何?」ってね。でも公開自慰(プレイ)なんでそこで見てくださるとありがたいです。プレイに参加してってください。





一応「進学校」みたく言ってはいます。県内(地元)じゃ名はそこそこ通ってるようでもありますけども、そんなことはありません。ただし、学校の授業でキリスト教のうんたらかんたらさせられます。俺の学校の体育館で説明してたときには「(キリスト教の)強制はしません」とか言ってましたけどどうなんでしょうか。というか、その「強制」ってどこからよ一体。入学時に聖書買わされます。おそらくハードカバーで分厚くて高いやつですよ。通学時に重たそう。…この学校(学園)を昔建てた人ってのが世界的に有名でもある(らしい)建築家で外国人(奥さんは日本人で国際結婚。その当時は今よりもかなり珍しかったろう。)で、ヘレン・ケラーが来校して講演を行ったこともある教育会館と清友園幼稚園旧園舎のハイド記念館は、国の登録有形文化財となっているそうな。ついでに敷地内に礼拝堂があると知ったとき俺は「…なんかめんどくさそうなとこ(学校)だな」と思いました。なんかイベント(?)とか行事でキリスト教関連のが多そう、という安易な理由で。日本語ではなく英語の歌詞の校歌をもつ学校として有名だそうです。あと、海外に姉妹校がすげーある。(や、他のとこのことはよく知らないんでどうかわかりませんけども。)

実は俺は、二日間ある入試の一日目の筆記試験で初めて学校(学園)を見ました。しかも俺、専願で。行く途中のバスからそれっぽいのが見えたのですが、それはごくふつうのただの住宅のうちの一つでしかなかったりしました。(…洋風の家だったんで、なんかイメージしてたのと似てたんです。)余談。

…教室は暖房がえらく効いてて(やたら)暖かかったのですけども、廊下はもう極寒でして。その温度差のせいで面接のとき眼鏡が曇ってしまったまま受験番号と名前を言うという、。これ、俺はまったく悪くない。面接官3人のうちの向かって一番左に座ってたオッサ…おじさんの顔、ものすごい目じりが下がってて河豚みたいな顔で笑いそうになったのも俺の同級生(同じ中学校)のK君が半端ない緊張をしていてそれが面白くて笑いそうになったのも、俺のせいじゃない。(グループ面接。)
面接はこれくらいですね。
あ、俺が一番嫌いな感じの奴らがいました。筆記試験の時の俺の前の席のあたりで固まって喋っていた奴ら。…うっせえんじゃああああ!!という。それぞれ緊張しているがそれを見せぬようにとそんなかんじでわざとハイテンションを保って話している、みたいなそういう。…おおよそこの学校のレベルがわかることかと思います。俺の言えることでは確実にないのですが「馬鹿ばっかりだクソヤロウ」という気持ちでいっぱいです。ろくな奴おらんですよまったく。(そこに入ったんだから俺もそうとうな「クソヤロウ」。)
昼休み、午前の筆記試験が終わってさあ昼食だというときに俺が聞こえた声、「なあなあお昼どうする〜?お弁当、食堂でたべよっか〜」…。アホか!それはさっき試験始める前に放送で「また、お弁当などは外へ出ず、教室(試験会場)で食べてください」って!って!!…やっぱ馬鹿ばっかりだよクソヤロウ。だって、恐らく「教室で、」というのを覚えていた奴もいるだろうに日本人らしく(?)互いに牽制しあってるかのように周りの様子を伺い誰一人として廊下においてある荷物へお昼(弁当等)を取りに行かない。だから俺はガタンッとわざと大きな音をたてながら椅子を机にあたるようにしまい、ズカズカと弁当を取りに行きドアを勢い良くバタンと閉めた。「あ、教室でたべてええんや〜」…だからさっきの放送で…っ!アホだろお前!アホだろお前ら!アホじゃんお前ら!!ちなみに俺のお昼はメロンパンでした。普段あんまり食べないんですけどなんとなく。気分ですきぶん。途中で甘すぎておえぇってなりましたが、なんとか完食しました。そんでさっきも出てきたK君ですが、この筆記試験でもバリバリ緊張してて緊張してんのがすぐ分かるくらいでなんか…面白かったです。(不謹慎。)

こんなこというのも嫌なんですけども、俺、おそらく高校行ってもなじめないし浮く(沈む?)だろうし…なんか、そういう感じなんですけどそういうのじゃなくってもっとこう…俺はもう中学のこの3年間でぎりぎりがりがりと石膏を削られているかのような経験を致しまして、疑惑が確信へと、遂げたわけですね。「あれ、何、俺って結局一人なの、?」的な。溝的な。いや、や、ただそれがいずれ成長してゆくと共に分かる思春期の〜とかじゃないということに俺は悩みましてですね、はぁ。とにかくもう決定的なものでありまして。性格とか人格とか思考とか価値観とかそういういろんなもんがごっちゃになってブラックコーヒーみたくなってたからぐびりと飲み干してやったぜ、ふぅ〜という心境なんです今は。ああやっぱり俺高校で友達できねーぜ。ああ悲しい。(結構マジで。)



話飛びますけど、女子の制服ダサかったです。俺はどうでもいいんですけど、あのブレザーの上着は…。裾がね、なんか斜めなんですよやたら。どっかのアニメか漫画のやつをものすごい中途半端なところで力尽きてしまった、というような。(わかんねえよ、という声が聞こえてきそうですけどいやマジでそうなんですって、)変に斜め。…あれ、でもふつうなのかな、あれ、?


大体ですよ、何だかんだほんとさまざまあって総合したら大体1年半、中学校生活3年間中の半分ぐらい中身が抜けててみんな面接の練習とかしててでも俺はゲーム感覚でそんなんで受かれるとこなんて、ろくなもんじゃございやせん。何故なら、俺がろくなもんじゃねえのだもの。

なんだかんだ言ってても、来月のホワイトデーにはもう卒業なんですけどね、アデュー

(すんませんでした。)




散文(批評随筆小説等) 桜のつぼみもふくらみ、 Copyright 榊 慧 2009-02-15 22:16:20
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