日焼けした両腕
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宵の口と無機質な朝の狭間で思うことがある。
欲しいのは明日だ。
無限に続く未来ではない。
ただ明日が欲しいだけだ。
移ろいがちな季節の合間に見え隠れするそのしぐさは戸惑いを誘うだけだよ。
流れに身をまかせてたらココに迷いこんじゃった。
気付いてはいたんだ。
予期せぬ出来事ではなかったよ。
だけど早すぎた。
遅かれ早かれかもしれないけどさ。
変わって行くものと変わりようのない事の境界線はどこにある?
今日と明日ではまた違ったルールで裁かれるんじゃないのかね。
それでも変わらないものもあるだろう。
かたくなに譲らない最後の砦。
叫べよ今すぐに。
守りたいのなら吐き出してみろよ。
カッコつけたいんだろ?
救い様の無い恥をさらせよ。
そのアトは知らないけれど。