他人を考える
つぐこ

 みんな自分の事しか考えていないんでしょう。
他人を考える余裕なんてないんでしょう、
傍観しかできないんでしょう、
傍観って文字がトンボの羽みたいに見えてきて気持ち悪い。

ゴリラにバスケの授業中ぶつかって、謝りもしないのにすごくムカついている。
それを夜中によく思い出して、いらいらしている、
ぶつかった衝撃がリアルに思い出してしまって、
ゴリラって衝撃が強いって思って、またムカつく、幼稚なゴリラ。

もうすぐ、卒業です。
卒業に近付くにつれて、まわりの女子達は仲良くし始めました、
いつもよりべったりです、
一言で言えば気持ち悪い。

○○○の部屋に遊びに行くからね、就職しても頑張ってね!!
○○○と一緒にいられなくなるの寂しいな、遊びにおいでね!!
そんな会話が増え、
べったり。

そんなお友達ごっこを見ている身にもなってほしい。
そうやって、自分のフラストレーションを発散させて、孤独を紛らわすんでしょう、
馬鹿馬鹿しい、
あんたらのことを、あたしは馬鹿馬鹿しいで片付けても、あんたらはあたしのことを馬鹿馬鹿しいって思っているんだろうね、数年後、損をするよ、あんたらは。

あんたらには負けないものがあるとしたら、お友達ごっこをしないこと。
自己満足は芸術だけにしろ、
え、羨ましいだけで、こんな文章を書くのはダメだよだって??
くだらない状況を書き下ろしているだけですよ。

数年後、みんな損をするといいな。
美輪さんのお悩み相談にも、学生時代仲良くしていた人と疎遠になったって人の相談を読んだ、
そういう人も、いるんだなってしみじみ思った、
他の相談では、自分はぜんぜん青春を謳歌していないという相談だった。

その相談は、周りが幼稚に見えて、馬鹿馬鹿しくなり、友人も作らずに必死に勉強して、進学し、自分に何が残ったのだろうというものだった。
美輪さんは、あなたは基礎はできているの、周りの人達は友人と遊んでいる時間を勉強には費やさず、あの時こうしていればって思っているのよ、だから、あなたは教養や文化を身につけなさい、そうしたら、私のように一生、青春を謳歌できますよ、と、
あたしは、一瞬を謳歌せずに、一生を謳歌することを選んだのだろうか、
今のところ、分からない。

でも、人を信じるのは今でも怖い。
信じていいのかわからない、
ブログで悪口を書かれるのより、
人に裏切られる方が、人間が怖い。

何も考えずに、ぼけっとしているやつらをみて、能天気でいいなって思う。



散文(批評随筆小説等)  他人を考える Copyright つぐこ 2009-02-01 23:53:14
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