もてあそばれた恋愛
こめ

ガラガラと音を立て崩れる建造物

くらくらゆらゆら揺れる我が身

壊されてひいてもおしても開かない扉

誰も僕のことを救うとわおもわなかった

僕らの命がもてあそばれ

ゆったりとした物語は

途中でびっしり黒にそめられて

幸せな物語は屈辱な汚点となり

ひっかいてもなぞってみても消えない

だた一つ一点に浮かぶ

いつもどうりの人混みのなかで

身動きとれずパントマイムな僕

結局何目的で

そして何故僕を君は好きになった上で

僕を捨て嘘をはき僕を悩ませ

そして僕の心をずたずたに踏みつけたの??

結局あの日は遊び

僕はそう思うしかない

それ以外に思うと心が痛くなる

恋??恋愛??

気づいてしまった

僕は結局いつでも人を好きになると

一人孤独になり

そしてなやみまた眠れぬ夜が過ぎる

桜咲く

それはなを見ると思い出すけど

もう戻らない

ただ一つ分かるのは

裏切られて残ったもやもやした

心のシミだけ


自由詩 もてあそばれた恋愛 Copyright こめ 2009-01-28 13:08:51
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