北の平原
アハウ

雪深き 街
吹雪に眠る頃
天狼らの瞳
爛々と輝きだす


雪原を隔て
昏い森の始まるあたり
一人立つ 我に
天狼らその姿 現わし


天狼ら開かれた野生で我が足跡を追え
吹雪 吹き抜ける 昏き森消えても
意味・象徴の凍てつく北の平原を
我が心にありありと出現させるから


自由詩 北の平原 Copyright アハウ 2009-01-26 08:19:15
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