夢物語〜君を見つめて〜
もこもこわたあめ

君を見つめて
君に触れようとして 触れられなくて
君からあふれる
光に目を閉じて 瞼の裏に暖かいぬくもりを感じた

思わず閉じた瞼を開けると そこにはもう 君はいなくて
周りを見渡してみても 目に映るのは白光の海ばかり
雲のような純白でやわらかい
その感触に ほんの少しのつもりで
ボクは心を預けた

どれくらいの時がたったんだろう 瞬きほどもたってないのかも
君がもつ天使のやきもちみたいな感覚に 目を覚ますと
すこしふくれた君のまなざしが目に飛び込んでくる
その仕草がなんだか可笑しくて ふき出しそうになる

この子にだったら ボクの隠してるもの
見せても良いよね

そんな思いで さっきよりも君に近づけるよう強く 
見つめた


自由詩 夢物語〜君を見つめて〜 Copyright もこもこわたあめ 2009-01-23 22:05:48
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