夢物語〜君を見つめて〜
もこもこわたあめ
君を見つめて
君に触れようとして 触れられなくて
君からあふれる
光に目を閉じて 瞼の裏に暖かいぬくもりを感じた
思わず閉じた瞼を開けると そこにはもう 君はいなくて
周りを見渡してみても 目に映るのは白光の海ばかり
雲のような純白でやわらかい
その感触に ほんの少しのつもりで
ボクは心を預けた
どれくらいの時がたったんだろう 瞬きほどもたってないのかも
君がもつ天使のやきもちみたいな感覚に 目を覚ますと
すこしふくれた君のまなざしが目に飛び込んでくる
その仕草がなんだか可笑しくて ふき出しそうになる
この子にだったら ボクの隠してるもの
見せても良いよね
そんな思いで さっきよりも君に近づけるよう強く
見つめた