雨
アヴィ
この腕を
手の甲を濡らす
その小さな小さな
水の粒が
あの天の高いところから
やってきたと
果てない空の
人知れない旅路を思い
この上ない愛しさで
その旅人を
迎えたいとも
思うのです
自由詩
雨
Copyright
アヴィ
2009-01-22 18:33:26