虹と孤独
フミタケ

アルミニウムの針を薄暗い雨の中に投げる
眠りから覚めようとせず朝のぬくもりを忘れる
無機質な生命線の上を滑り落ちて重なる偶然のパズル
淡々と過ごす日々自分の影にウィンク
すんだ空気を切り裂くように飛ぶ鳥は美しい
彼らはみんな若くて老る前に土へ還る
君の瞳が僕の姿とつながるとき世界は永遠
それは僕にさえ曖昧で君に言い出せない
時を刻む91億人のコーラスが輝く木々を愛撫してる
想いは壁から壁へと跳ね返りこの手にかえる
眠りは太陽の向こう側から雨を降らして癒してくれるだろう
すべては簡単なことだよ 裸になってさ
wow you make me lonely
wow it makes you rainbow
ただそこにいるだけですべては無限に広がってく
君も僕をきづつけるというのかい?
光と影をともに抱きしめよう
どこにいても張り裂けそうな胸で
君の天使になろう
君の悪魔になろう
君の行きたい場所へどこへでもいいさ
行きたかった場所でなら
会いたかった人に出会えるかもしれない
wow you make me lonely
wow it makes you rainbow


自由詩 虹と孤独 Copyright フミタケ 2009-01-19 23:50:56
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