霧
湖月
白く白く舞う舞うよ雪姫の歌よきみをおもう深き水面に溶けて消えた雪よ月はゆれ火はきえ静かな社に歌は消え指先の真実に赤い血は巡る辿る流れやがてきみの足元に花火はおちた燃える唱に詩はにごり霧の向こうの橋に女の足と雨と一筋の
自由詩
霧
Copyright
湖月
2009-01-10 00:40:17